覚えた単語が口から出ない理由 — 覚えることと取り出すことは別
単語を3,000語覚えたのに、いざ話すときは何も浮かばない。覚えたものが消えたのではありません。入れる練習だけして、取り出す練習をしなかった からです。多くの単語帳アプリは外国語を見て意味を当てる易しい方向しか訓練しませんが、記憶を固めるのは意味だけを見て自分で単語を思い出す取り出す練習です。Tokkly の単語帳は間隔反復を自動で調整し、正解した語は間隔を空け、あやしい語はすぐ出し直し、声に出して言う制限時間つきの練習も含まれます。
意味がわかることと、取り出して使うこと
「apple を見たらりんご」は認識です。単語を見て意味を思い出す向きですね。
話すときに必要なのは逆向きです。「りんご」という考えから apple を取り出さなければなりません。この向きは、別に練習しなければほとんど伸びません。
単語帳アプリの多くが表に外国語、裏に意味を置いているのが問題です。ずっと易しい向きばかり練習することになります。
取り出す練習が記憶を作る
記憶は入れるときではなく 取り出すとき に固まります。苦労して思い出した語ほど長く残ります。見直すより自分で思い出すほうが記憶に効くことは、学習研究で長く確かめられてきました。
だから良い単語練習は「見て確認」ではなく「思い出してみる」です。意味だけを見てその語を声に出すのが、最も単純で強い形です。
間隔をあけて繰り返す
一度にまとめて覚えると翌日にはほとんど消えます。忘れかけた頃にもう一度会うから長持ちします。
Tokkly の単語帳はこの間隔を自動で決めます。よくできた語は後ろに送り、あやしい語はすぐ出し直します。人が計画を立てる必要はありません。
口から出してこそ口から出る
頭の中だけで思い浮かべた語は、会話ではやはり遅れます。声に出してみて、はじめて口の筋肉まで覚えます。
制限時間をつけると効果が上がります。意味が出てからわずかな時間内に言う — Tokklyの⚡スピードスピーキングは最初は5秒ほどから始まり、早く答えるほど短くなります。この条件で出てくる語が、実際に使える語です。
よくある質問
単語をいくつ知れば会話ができますか?
よく使われる語1,000〜2,000語で日常会話のかなりの部分がカバーできます。ただし 取り出せる 1,000語のほうが、見てわかるだけの5,000語より役に立ちます。
単語は文で覚えるべきですか?
文で出会うと使い方ごと残るので有利です。ただし文を丸ごと覚えることと、その語を自分で取り出して新しい文を作ることは別です。両方必要です。